2016.11.01

リフォームIT活用

今、「IoT」がアツい!インターネットと”繋がる暮らし”へ

こんにちは。営業部の浜野です。
今回は、介護が必要なご年配の方やお子様など、片時も目を離したくない人がいるお客様にご提案できるツールをご紹介いたします。

遠方で暮らすご家族や、ご自身が不在時の自宅でのお子様の様子など、「いつ何があるか分からない」という不安をお抱えのお客様はいらっしゃいませんか?

もしも有事のとき、自分に代わって家族を守ってくれるツールがあれば・・・
守るべき家族を家に任せて、自分は安心して活動できる方法があれば・・・

そんなお客様にご提案できるのが「IoT」です。
IoTとは、「Internet of Thing」の略称で、端的に言うと「あらゆるモノをインターネットに繋げてしまおう!」という試みです。
時計で心拍数を計測してスマホで健康管理をする・・・などもIoTですね。

実はこのIoT、最近住宅産業界でも取り組まれ、「スマートハウス市場」と称されています。
今回は、近未来的な住宅業でのIoTを活用したツールをご紹介しましょう。

01.NEST PROTECT [NEST社]

 米国のNest社が開発した「スマートな火災報知機」です。
室内の煙、熱、一酸化炭素、光、超音波などに反応して火災を探知すると、部屋のどこかで火災や煙が発生しているかを分かりやすい音声で知らせてくれます。また、一酸化炭素の充満した部屋を分析して避難経路を算出、事前に登録した集合場所なども案内してくれるので非常事態も安心です。

 それぞれを音声やスマホへの通知などで知らせてくれる他、非常事態が発生した後も、発火場所はどこだったのか、発生したのは煙なのか一酸化炭素なのかなど、原因究明までしてくれるところは驚きです。

02.AUGUST SMART LOCK [August社]

August Smart Lockを使えば、自宅の鍵を管理する必要はなくなります。スマホ操作による鍵の開閉によって鍵の紛失やピッキング等の心配がなくなる他、スマートフォンアプリで鍵の開けられる人を設定できます。
常にインターネットに繋げることで、いつ誰が出入りしたのかを確認したり、鍵が閉まっているかを手軽に確認することができます。毎回スマホで開錠するのが面倒な方には、キーパッドを取り付けることでパスワード入力による開錠が可能になります!スマホの電源切れなどの心配もなくなりますね。

いかがでしたか?このままIoT市場が発展していけば、幼いころにテレビで見たSFの世界が現実のものになるのでは!?とワクワクしてしまいますよね。

今回ご紹介したツールは海外企業によるものです。
日本ではまだまだIoTが浸透していないケースが多いのですが、経済産業省からもIoT推進が推奨されていることもあるので、今後に期待です。

ただ、発展途上ゆえに課題もあるようです。
さまざまな技術進化によって生み出されるIoTですが、技術優先の進化を進めすぎることで生活者にとっての不便さや文化との不適合が生じる可能性があります。
IoTという素晴らしい発想が、今後もそこに住まう人へ寄り添う発展を遂げてくれれば・・・と願うばかりです。